ジュピターテレコム(J:COM、東京都千代田区)と住友商事グループの国内電力事業会社、サミットエナジー(東京都中央区)は、2016年4月を目途に、従来の電力会社よりも安く電力を提供する「J:COM電力」を一戸建てと小規模集合住宅にも拡大する。
同サービスは2012年12月にマンション向け電力一括受電サービスとして始めたもの。これまでは、約50戸以上の規模のマンションを対象とし、マンション単位で一括契約を締結することで、マンションの居住者が利用していた。
2016年4月の電力小売全面自由化により、一戸建てと小規模集合住宅向けにも電力の販売が可能となることを受け、同サービスの拡大を決定した。J:COMの放送・通信サービスとセットでの加入で、従来の電力会社よりも割安となる料金体系を予定している。
マンション向けサービスと同様に、J:COMが販売や問い合わせ対応などを行い、サミットエナジーは電力調達・需給調整を担う。
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