トステムは、ショップ・病院・公共施設などの店舗ドアの扉による事故を防止できる独自構造の「TSフロアヒンジドア」を業界で初めて開発し、10月から全国で新発売する。
一般的な従来のフロアヒンジドアは、ドア開放時に吊り元側には約40ミリの隙間ができて、さらに隙間の場所が戸先側ではないことから危険が認識されていないため、うっかり手を挟む事故を招き易いという問題点があった。
今回、新発売する「TSフロアヒンジドア」は、ドアの吊り元部分は扉縦材の形状を回転軌跡に合わせて丸く変更するとともに、枠側にもアタッチメントを取り付けることで、開閉時の扉と枠の隙間を約40ミリからわずか約3ミリ一定に抑えた。