福岡県みやま市と筑邦銀行(福岡県久留米市)、九州スマートコミュニティは、みやま市で電力小売りの事業会社に出資。みやま市と共同事業協定を締結しているエプコ(東京都墨田区)と共に、4月1日から電力小売り事業を開始する。地域エネルギー会社である、みやまスマートエネルギーは、家庭などの低圧電力売買を主な目的とした事業会社。地域金融機関と民間のノウハウを活用した地方創生のモデルケースとして、分散型・自立型エネルギーシステムの構築を目指す。
みやまスマートエネルギーは、みやま市が55%の筆頭株主として事業を運営。初年度は公共施設や市内民間企業への電力販売により1.4億円の販売を計画している。2016年の電力小売り全面自由化後、2018年には14億円の販売を目指していく。
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