日本合板工業組合連合会(日合連)は3月31日に行われた「森林・林業・林産業活性化推進議員連盟」(会長:小平忠正衆議院議員)の総会で、仮設住宅への国産針葉樹構造用合板の活用などを求めた。
日合連は、現在、被災した組合員企業の生産減をカバーするため、被災していない組合員企業などで増産態勢をとっていることを報告。被災した組合員企業が地域経済の再興に貢献できるよう、仮設住宅の建設仕様を見直しすることで、間仕切り、押し入れ、天井などに国産針葉樹構造用合板が活用できるように要望した。
また、仮需・買い占め・売り惜しみなどの投機的行為の厳禁や、輸入品などの非JAS合板の住宅建設への使用禁止を徹底することなどを求めた。
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