大和ハウス工業は、ニッコーと共同で、10kW風力発電機「風流鯨(かぜながすくじら)」を開発した。年間平均風速6m/sの場所に設置すると、年間期待発電量は約2万5000kWhで、一般住宅約5軒分の消費電力をまかなうことができるという。また、年間平均風速4m/sの場所では出力10kW太陽光と同等の発電能力(約1万kWh)を発揮することができる。10月1日より、大和エネルギーとニッコーが販売する。
発電した電気は商用電源に連系することで、売電が可能。バッテリーを搭載しないシステムを標準仕様とすることにより価格を抑えた。防災用として活用する場合には、バッテリーを搭載することも可能。販売価格は1500万円台から(税抜。本体、タワー、制御盤、輸送、設置工事含む)
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