大和ハウス工業(大阪府大阪市)が、愛知県豊田市におけるスマートタウン開発に着手する。「スマ・エコタウン豊田柿本(仮称)」として戸建て住宅21戸+賃貸住宅2棟(12・15戸)を分譲する予定。
豊田市は2009年1月、内閣府の「環境モデル都市」の認定を受けて家庭・地域でのエネルギー利用の最適化を進めてきた。そうしたなか、市が所有する土地をスマートタウン用地として利活用するため「市有地売却に係るプロポーザル事業」を実施し、2014年11月〜今年1月30日まで事業提案を募集。審査の結果、大和ハウスが買受人に選定され、3月18日に市と不動産売買契約を締結した。
「スマ・エコタウン豊田柿本」では、中部エリア初となる戸建て住宅間の「電力の融通」をめざし、全戸に太陽電池+リチウムイオン蓄電池(6.2kWh)によるハイブリッドシステム、HEMSを搭載。さらに、まち全体のエネルギーを見える化するシステム、太陽光発電システムの導入によるネット・ゼロ・エネルギー・タウンを計画している。
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