不動産情報のアットホーム(東京都大田区)は3月16日、子どもができる前に都内に住宅を購入した出産希望の夫婦353人を対象に実態調査を行った。購入時の年齢は男性が36.9歳、女性が37.7歳。
調査時期は2015年2月20〜25日。
子どもができる前に住宅を購入した理由を聞くと、「賃貸と比較し購入した方が得だと思った」がトップで、「早くマイホームが欲しかった」「金利や相場が買い時だと思った」が続いた。
購入のきっかけは「いい物件があった」「結婚」が上位にきた。
購入した住宅は、新築(新築マンション:41.8%、新築一戸建て:35.4%)が8割弱。間取りは「3LDK」がダントツで、子どもが生まれた場合の理想の間取りも「3LDK」が多かった。
また、約半数(49%)は、子どもにとっての住環境を考えて家を購入したと回答。住宅面では「日当たり・風通し」「収納」「キッチンからリビングが見渡せる」を、環境面では「スーパーが近い」「治安が良い」「公園が近い」を重視していた。
子どもが生まれた際の住み替え意向を聞くと、17.6%が住み替えを希望。もしも子どもができなかった場合については、19.3%が住み替えたいと答えた。
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