錠前総合メーカーのゴール(大阪府大阪市)はこのほど、ピッキングなどの不正解錠がほぼ不可能な防犯性・耐久性にすぐれたディンプルキー・シリンダー「GPシリンダー」を発売した。
新商品は、これからのピンシリンダーの標準仕様となるもの。3方向に21本のピンを配列した構造により、カギ違い数は120億通り(従来は6本ピンが約100万通り、7本ピンが約1900万通り)。キーの複製も困難だという。
また、使いやすさも追求した。ディンプルキーを差し込む際の向きは裏・表どちらにも対応し、すり鉢状のガイド穴などにより操作性を向上。超高層ビルや大型施設などの複雑なキーシステムにも対応する。
価格は従来の6本ピンシリンダーと同程度。
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