一般社団法人 レジリエンスジャパン推進協議会(東京都渋谷区)は、強じんな国づくり・地域づくり・人づくり・産業づくりに資する活動や技術を表彰する「第1回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」を実施。3月15日に仙台市民会館において表彰式を開催した。
同アワードは、レジリエンス社会構築に向けた取り組みを発掘、評価する制度として2014年11月に創設。全国から約200件の応募があり、そこから書類による一次選考、審査員による最終審査を経てグランプリと入賞者を決定した。審査委員長は藤井聡氏(内閣官房参与、京都大学大学院教授)。
グランプリに輝いたのは、新庄中学校(和歌山県田辺市)の「『新庄地震学』を中心とした防災学習」。金賞(企業・産業部門)には、 ユアサ商事の「『産業と暮らし』分野における国土強靭化コミュニケーション活動」が選ばれた。
このほか、ナイスの「住まいの耐震博覧会」、耐震住宅100%実行委員会の「日本初!民間による住宅耐震化ファンド『耐震住宅100%プロジェクト』」、LIXIL住宅研究所の「レジリエンス住宅CH14」、北洲の「高性能機器を使ったインスペクションによる劣化防止・耐震化促進」、地盤ネットの「地盤安心マップ」など19団体が最優秀レジリエンス賞を受賞した。
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