ジャパン建材(東京都江東区)はこのほど工務店などを対象とした2015年4-6月期の需要動向予測調査の結果をまとめた。工務店の需要予測はマイナス40・6ポイントと前回調査時と同様に大幅なマイナス予測で横ばいだった。4割が微減、1割が減少と回答した。増加、微減と回答したのは、合わせて1割にとどまった。ただ、リフォームなどを中心に動きが出始めているという。
地域別でみると四国は「増加」が「減少」を8ポイント上回っており好転が顕著。九州、関東、近畿も「減少」が過半数を下回り好転の兆しがみられる。
主要メーカーの回答からも回復傾向がうかがえる。全体的に減少予測が少なくなっており、特に住宅設備メーカーでは前回8割強が「減少」回答だったが、今回は「減少」が4割にとどまった。
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