LIXIL(東京都千代田区)は4月1日、ファサード(門まわり)を豊かにする3シリーズ5商品を発売する。
乾式デザインウォール「テグランNeo」は、大容量ポスト、サイン、インターホン、照明などを集約した、耐震性にすぐれた機能門柱。
本体は幅500・800・2000ミリの3サイズで、デザインバリエーションにより3000種類以上の組み合わせが可能になるとする。工場でタイルをあらかじめ下地ボードに張り付けた状態で出荷できるため、工期を短縮。工場張り対応のタイルは3種類・10色。
また、シンボルツリーから門袖までを最適な明るさでライトアップするコンパクトな照明器具「美彩(Bisai)」シリーズも発売する。
門袖・アウトドアリビング用の「スポットライト」、植栽用の「スパイクポットライト」、カースペース・アプローチ用の熱線センサ付き「エスコートスポットライト」、地中埋設型の「グランドライト」、タイル・塗り壁の間接照明用の「ウォールバーライト」、花壇用の「ガーデンポールライト」と多彩な種類を用意。
DC12V照明とすることで電気工事士の資格が要らず、エクステリア工事と一緒に施工できる。
このほか、使い方自由なアルミ形材のエクステリア部材「デザイナーズパーツ」に、新たにゆるやかな境界をつくる「フラットアーチ」、通風・採光しながら視線を遮る「有孔ブロックウォール」、横桟のないシンプルな「スリットスクリーン」の3アイテムを追加する。
同社では、これら複数の商品と植栽・照明を組み合わせることで、魅力的なファサードづくりの新しいテクニック「交わる・重ねる・縁取る・透かす」をトータルで提案していきたいとする。
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