TOTO(北九州市)は、新領域事業の一つとして掲げる環境建材事業で、大型陶板のラインナップを拡大する。内装水まわり用途を中心に販売する大型陶板「ハイドロセラ」に加えて、内外装の用途に展開できる新タイプの大型陶板を2015年度中に発売予定とするもの。
第一弾となる商品は、イタリアの大型陶板メーカー、ラミナム(イタリア・モデナ県)と共同で開発。同商品は、ミラノサローネの開催に合わせて4月15日より、ラミナムのミラノショールームにて展示する。順次デザイン性を追求した色柄を取り揃えていく予定。
同タイプの大型陶板は、サイズが最大約3m×約1mと大きく、厚さは約5mmと薄型のため施工汎用性が高い建材。石材・金属・木材・コンクリートなど多様な風合いや色調を表現することを可能した。同社独自の光触媒技術「ハイドロテクト」を施した暮らしや環境に配慮した商品。同社では、大型陶板全体で2017度に年間出荷60万m2を目指すとしている。
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