TOTO(本社:福岡県北九州市)は4月1日、高齢者や足腰が不自由な人向けに、便座が電動で昇降しトイレでの動作がスムーズになる「トイレリフト」を発売する。
便座は「垂直」と「斜め」に昇降。たとえば、立ち上がるときに便器の高さが足りない、腰が曲げづらく座位を安定させたまま立ち上がりたいという場合は、117ミリ(標準モード時)まで高さがあがる垂直昇降が適する。一方、斜め昇降は、便座に0〜11度(同)の範囲で角度がつけられるため、前方へ押し出される感じのほうが立ち上がりやすいという人に適する。
新たに、昇降上限高さを身体状況にあわせて2段階で変更できるようになったほか、「はね上げ式アームレスト」により便器へのアプローチや介助がしやすくなった。
特定福祉用具・特定介護予防福祉用具の購入対象種目(腰掛便座)。17万5000円。
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