2020年の東京オリンピック開催に向けて、国はヒートアイランド対策を強化している。これを受けて、ヒートアイランド対策商品の普及を進める8社が中心となって一般社団法人 日本ヒートアイランド対策協議会(JHIC、本部:兵庫県加古川市)を設立した。
建設・建築業者(屋根・塗装・舗装・板金・左官工事業者を含む)、設計士、都市開発業者、建設コンサルタントなどを対象に、ヒートアイランド対策に関する認定制度を創設し、認定士の育成をめざす。
会員にとっては、職人育成のほか、対策商品のPR、協議会のブランド利用、ビジネスチャンスの拡大といったメリットが見込めるとする。2015年度は企業100社・個人100人の加入目標を掲げ、日本最大のヒートアイランド対策団体として活動していきたい考え。
3月12日には東京で、3月20日には大阪で講演会を開催。遮熱をテーマとした塗料、瓦などを紹介する。
おもなプログラムは次のとおり。ヒートアイランド現象とは?(環境省)/遮熱瓦での対策(鶴弥)/遮熱塗料での対策(日本特殊塗料)/1400年の歴史あるいぶし瓦を使った屋根つくり(丸栄陶業)/瓦再生骨材商品での対策(翔飛工業)
参加費は会員1000円、非会員3000円。問い合わせはTEL079ー438−3777まで。
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