矢野経済研究所(東京都中野区)は2月25日、2014年第4四半期(10~12月)の住宅リフォーム市場に関する調査結果を発表。
市場規模は速報値で1兆7562億円、前年同期比15.1%減と推計した。前年同期は消費増税にともなう駆け込み需要が顕在化したことで四半期ベースで2兆円を超えていたが、2012年同期との比較では微減にとどまっていることから市場規模は「例年並み」とする。
2014年(1~12月)の市場規模は6兆6511億円(前年比4.4%減)と推計。前年の駆け込み需要の影響を考慮しても「設備修繕・維持」分野は堅調だとした。
2015年については、消費税の再増税が延期されたため比較的安定的に推移すると考察。市場規模は6.4~6.9兆円を予測する。
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