京セラ(京都府京都市)は、住宅用リチウムイオン蓄電システム2機種を開発。京セラソーラーコーポレーションを通じて6月以降に順次発売する。
2機種のうち1つは、充電効率を向上し設置スペース・コストを削減した「マルチDCリンクタイプ」。
太陽光発電システムと蓄電システムのパワーコンディショナを一体化することで、太陽電池で発電した直流電力をそのまま充電できるようになった。これにより、充電効率が従来品の89.8%から96%に上がった。
蓄電容量7.2kWh。幅1110x高さ985x奥行295ミリ。300万円。
もう1つは、従来品と同等のサイズでありながら約1.7倍の蓄電容量12kWhを実現した「大容量タイプ」。利用者の目的や生活パターンに合わせた設定が選べる。
幅1060x高さ1250x奥行300ミリ。370万円。
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