大建工業(大阪市)は、公共施設や商業施設を対象に、省施工・短工期での天井の耐震化を可能とする独自の新耐震天井工法「ダイケンハイブリッド天井」の提案を3月から開始する。
同商品は、吊りハンガーで上階の躯体から吊るしたメインバーに、クロスバーを両側から差し込んで格子を形成し、天井仕上げ材の張り付け下地とし、天井仕上げ材としてロックウール吸音板「ダイロートン」などを直張りする工法。システム天井のように強固にかみ合ったバー材による格子が、天井下地面の剛性を高め、高い耐震性能を確保することが可能。
在来工法天井で耐震性能を向上させるためには、従来は部材同士を緊結する補強金物の取り付けや、嵌合部のビス留め固定などの対応をしていたため、工期を大幅に短縮できるという。
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