ダイキン工業は、ヒートポンプとIH技術を組み合わせたハイブリッド暖房機「パワ暖ヒート」2機種を11月1日に発売する。
新商品「パワ暖ヒート」は通常のヒートポンプ運転に加え、運転開始時や霜取り運転時などに室外機に搭載したIHによって素早く冷媒を加熱する「ハイブリッドヒート方式」を搭載。速暖性が特徴で、外気温が2℃でも約3分で50℃に達し、最高55℃の温風を吹き出す。圧縮機の高速制御技術により外気温が−15℃でも定格暖房能力を維持し、約6時間の連続暖房運転が可能。霜取り運転も約3分で完了する。
室外機の底板に高温ガス配管を配置し底板に入った雪や氷を溶かすので降雪地域でも暖房能力の低下を抑える。燃焼式暖房機と比べ、CO2排出量は37%減、暖房コストは55%減となる試算だ。
11.2kW(3馬力)と16.0kW(5馬力)の2機種で、家庭用・業務用の両方に対応する。
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