ALSOK(東京都港区)が実施した「空き家に関する意識調査」によると、家のまわりにある空き家について、「不安」「危険」「汚い」など不快に感じている人は合計45.8%と、多くの人が近所の空き家に対してネガティブイメージを持っていることがわかった。
今回の調査で家の近所に空き家があると回答した人は33.2%で、空き家問題は多くの人に身近な問題として意識されている。
近所の空き家にネガティブイメージを持っている人に理由を聞いたところ、「物件が老朽化して倒壊する恐れがあるから」(66.1%)、「伸びた庭木や落ち葉を放置しているから」(53.6%)、「不審者が住み着くかもしれないから」「放火されるかもしれないから」(ともに44.6%)となった。
調査方法はインターネット調査で、対象は全国の親と別居している30歳以上の男女500人。調査期間は2015年1月10日~15日。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。