パナホーム(大阪府豊中市)とパナホーム不動産(同)、パナホーム リフォーム(同)は、奈良県で既存住宅の活用・流通の促進に向けた活動を開始した。
対象は北葛城郡河合町の西大和ニュータウンにある星和台・中山台・広瀬台・高塚台の3578世帯。プロジェクトではまず、住宅の実態調査や住民への意向調査により、まちの現状を把握し、要望の分析や共有化を行う。あわせて、住宅診断の推進や、住宅所有者が抱える住まいの利活用に関する悩みにワンストップで対応できる相談窓口を開設する。
周辺地域や近隣都市部に居住する若年層に向けても、河合町の魅力や同プロジェクトの活動情報を積極的に発信する。居住誘致を行うなど、総合的に既存住宅の活用・流通につながる取り組みを展開していく。
同プロジェクトは、国土交通省の2014年度の「第2回 住宅団地型既存住宅流通促進モデル事業」でモデルプロジェクトとして今年1月に採択された。同社グループは、一連の取り組みを「かわい浪漫プロジェクト」として自治体とも協力して進めていく。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。