ダイキン工業(大阪府大阪市)は2月20日、軽量・コンパクトなヒートポンプユニットを採用した3人以下の少人数世帯向け給湯機「ネオキュート」を発売する。
ルームエアコンで技術開発した新冷媒HFC32を採用。
ヒートポンプユニットは高さ550x幅675x奥行284ミリ、本体重量28kgとコンパクトなため、エアコンの室外機と同じように壁面や屋根に取り付けられる。
また、貯湯ユニットとヒートポンプユニットを冷媒配管で接続することにより、ユニット間の設置高低差は最大12メートル、配管長は最大20メートルまで対応。自由度の高い設置が可能になる。
さらに「ホットバック追いだき」機能を搭載した。通常、タンク内のお湯の熱を使って追いだきするが、新機能は追いだき利用により冷めてしまったタンク内のお湯をヒートポンプユニットで再加熱してからタンク上部に戻すというもの。常にタンク上部に高温層を維持することでタンク湯量の減少を16%削減、お湯不足を防ぐ。
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