住宅不動産資産価値保全保証協会(東京都港区)は2月6日、住宅会社が契約前の土地なし購入検討者向けに地盤情報を提供できるサービス「BIOSCOPE(ビオスコープ)」を始める。
全国460万件以上の地盤調査データ(ボーリング調査11万件、スウェーデン式サウンディング調査450万件)を活用し、購入を検討している土地の地盤情報、住まいの安全情報をプレ地盤診断レポートとして提案できるもの。地盤改良工事の必要性のめど、地震時の液状化リスクなども記載する。
住宅会社のなかには打ち合わせ時に地盤改良費を資金計画に入れていないことも多く、いざ必要となった場合に、追加予算や計画・仕様変更について理解を得にくいという課題があった。
新サービスを利用することで、こうした事態を未然に防止。地盤改良工事の納得が得やすくなるとともに、土地相談ができる会社として選択肢に残りやすくなるといったメリットが考えられるという。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。