LIXIL(東京都千代田区)は、年間業績予想を下方修正した。営業利益は800~670億円から600~530億円の範囲へと見直した。
政府が、住宅投資の拡大を目的とした省エネ住宅ポイント制度の導入などを決定したことから、今後、市場環境の好転が見込まれている。しかし、昨年4月に消費税が5%から8%に引き上げられた影響で、国内の住宅関連事業は想定以上に低迷。直近の第4四半期の市場環境は引き続き厳しいことが予想されるとした。
2015年3月期第3四半期までの連結ベースの売上高は、前年同期比5.1%増の1兆2208億円、営業利益は32.9%減の342億円だった。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。