YKKAP(本社・東京都千代田区)がサポートする全国の「MADOショップ」によるプレゼンテーション大会「MADOショップSUCCESS2014」が28日、東京都内で開催された。投票の結果、中部エリア代表の豊橋牛川通店が賞を独占。同店舗はプレゼンテーションにてアイディアだけでなく見せ方も工夫を凝らし、「結露」に扮した敵(社長自ら熱演)とそれぞれの特技を生かす社員5人によるヒーローが戦う寸劇を繰り広げ、会場を大いに沸かせた。
前回のプレ大会を経て、今回が第1回大会。全国のMADOショップ加盟店から推薦あるいは自薦で選ばれた10店舗のMADOショップが、自社の営業戦略をプレゼンテーションする。地域の個性と、母体会社の規模や持ち味を生かしながら、どのように必要とされる存在になるか、ユニークなプレゼンテーションは10店舗10通り。店長と社長、夫婦、親子など発表者の人数や形式もそれぞれ。各社ともに限られた時間の中で会場を盛り上げた。
異業種を巻き込むネットワークづくり、豊富なアイディアによるイベント開催、女性相談員の投入など、「MADOショップ」ブランドの枠に収まらない各店舗オリジナルの手法が登壇者によって次々発表された。その中から、MADOショップ加盟店、関係者など来場者約1000人による会場投票により、アイディア賞(商売のやり方、姿勢、考え方などが参考になった店舗)、キャラクター賞(プレゼンテーション内容、発表内容が最も印象的だった店舗)、そしてSUCCESS大賞(総合得票が最も多かった店舗)の3賞が決められた。
YKKAP社長の堀秀充さんは、「MADOショップとYKKAPの両輪をもって事業を拡大するという思いでやっている。どちらが欠けても駄目だ。ところがプレゼンテーションを聞いて、地域のMADOショップの皆さんの意識の高さに驚いた。MADOショップの方が先に進んでしまわないよう、改めて気を引き締めていく」と話した。
次回開催の時期は未定。東京だけでなく、他地域での開催も検討しているという。
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