桧家ホールディングス(東京都千代田区)は、神奈川県厚木市内に医療サービス付きの高齢者介護施設「唯の郷 愛甲石田」「唯の郷 愛名」の2施設を2014年11月・12月に開設した。国民年金だけの受給者でも入所可能な「超経費」にこだわった新しいタイプの施設という。
子会社のリビングケア(神奈川県横浜市)の企画運営により、協力医療機関と連携し居宅介護支援事業支所として訪問看護・介護・訪問リハビリをパッケージ化してサービスを提供。さらに、子会社で注文住宅事業の桧家住宅三栄(1月から合併により「桧家住宅東京」、東京都墨田区)が施工を担当して、独自の気密・断熱・省エネノウハウを盛り込むことで居住性を向上した。
同じく子会社である日本アクア(東京都港区)が気密断熱工事を、桧家リフォーミング(埼玉県加須市)が外構工事を行った。
今後リビングケアは、提携医療機関との連携、超経費による高入居率、グループ内施工による建設費節減、省エネ性の高さによるランニングコスト低減——といったメリットを打ち出すことで投資資金を早期回収できるビジネスモデルとして提案していく。
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