「All About」運営会社のオールアバウト(東京都渋谷区)とSBIモーゲージ(東京都港区)はこのほど、住宅ローンに関するインターネット調査を行った。対象は2001~2012年にローンを組んで住宅を購入した東京・千葉・神奈川・埼玉在住、30〜50代の671人。調査日は2014年12月15日。
それによると、2001〜04年に住宅ローンを組んだ人は「全期間固定金利型」が多く、09~12年は「変動金利型」が多かった。
住宅ローンの借り換えについては、半数以上が「借り換えを行ったことはない」と回答。その理由としては、「借り換えをする理由が特にないから」(47.1%)がもっとも多く、「手数料がかかるから」(32.9%)、「手続きが面倒そうだから」(31.2%)が続いた。
借り換え未経験者に今後の借り換え意向を聞くと、「しないと思う」(44.3%)、「検討したことがない/分からない」(20.8%)と消極的だった。
一方、借り換えをしたことがある人の多くは、購入後5年以上経ってから1回目の借り換えを実施しており、「適用金利が借り換えで下がったから」との理由が6割をしめた。今後の借り換え意向については1度行ったことがある人の49%、2〜3度行ったことがある人の70%以上が「現在検討している」「いずれは検討したい」とした。
また、長期固定型の住宅ローン「フラット35」が史上最低金利を更新し続けていることについて知っているかどうかを住宅購入年別に聞いてみると、01~08年までの購入者で知っている人は2割程度にとどまった。フラット35自体知らないという人も約1割いた。
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