EIF西日本(岡山県津山市)は今夏、地域で不要になっていたおがくずを原材料の一部として混ぜ合わせ、断熱材として再活用した製品を発売する。
同社担当者によると、近隣の院庄林業(津山市)でおがくずの活用法を模索していたことから同製品の開発に着手。従来の木質繊維断熱材と異なり、おがくずを混合して「発泡」させているため、密度が1.2~1.3kg/m3と非常に軽いのが特徴。断熱性能は厚さ80mmで熱伝導率0.036W/(m・K)、熱抵抗値2.2m2・K/W。
販売方式などは検討中。価格は1坪あたり4000円以上(厚さ80mm製品)を予定している。
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