住友林業は3月23日、22日時点のグループ企業の震災影響を発表した。
グループ社員とその同居家族に関しては、全員の無事が確認できた。
営業所については、住宅事業部の福島支店いわき営業所以外は通常営業を再開している。同営業所については福島第一原発事故の影響で現在十分な活動ができない状況にあるが、鋭意通常業務の再開を目指すとする。
生産設備については、住友林業クレストの鹿島工場(茨城県鹿嶋市)では、敷地内で液状化に伴う隆起、陥没等が起こり物流機能に支障をきたしているほか、水道が止まり、電力の供給も安定しないことから操業を停止。現在は機械設備の調査を行っている。
操業再開は状況を総合的に鑑み判断していくとしている。
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