積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは1月19日、2014年度から2016年度の3年間で、住宅生産工場の「魅力化推進計画」に取り組むと発表した。投資総額は3年間で170億円規模を計画している。
具体的には、「1.お客様を対象にしたセキスイハイムの魅力の発信強化」、「2.生産、施工一体の体制の構築」、「3.従業員の作業環境の向上」、「4.地域の防災拠点化」を施策として挙げている。住宅産業のステークホルダーである「お客様」、「取引先」、「従業員」、「地域社会」、「地球環境」にとって先進的で魅力ある住宅生産工場であり続けることを基本とするもの。「建築現場工数の30%削減」や「工場見学者は倍増の10万人」の実現を目指すとしている。
同社では近年、「人手不足」や「販売促進」、「ブランド機能」、「地域貢献」を課題としていたことが、今回の住宅生産工場の投資に至った背景にある。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。