旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツは、震災の影響で一時出荷停止となっていたデュポン?タイベック?について、出荷を再開している。
3月28日には、顧客ごとのネーム入れ印刷についても生産を再開できる見込みだ。
デュポン・タイベックは輸入品のため、そもそもマザーロール(原反)は豊富に在庫していた。
今回サービスセンターである宇都宮事業所が被災したが、そこでは小巻、箱詰め、印刷などの加工を行っているだけで、マザーロールの生産を行っているわけではない。このため、宇都宮事業所の安全確認などを行う間、代替工場・倉庫から出荷対応ができたという。
このほど宇都宮事業所からの出荷体制が整ったことから、ネーム入れ印刷についても生産を再開する。
また、今回の震災対応として、製品の箱に「がんばろう、ニッポン!」という印刷を施して出荷する予定という。
ただし、現在通常を大きく超える注文が来ているうえ、物流状況も不安定であることから、一部地域については通常より納期が遅れる可能性もあるとしている。
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