国土交通省は1月9日、省エネ住宅ポイント制度の概要を発表した。専用のウェブページも開設した。
同制度は、同日閣議決定された2014年度補正予算案に盛り込まれた。省エネ住宅の建設や購入、省エネリフォームに対して商品券などに交換できるポイントを発行する。新築に対しては1戸最大30万円分のポイントを発行する。リフォームについては、工事内容に応じ3000円~12万円分のポイントを発行する。1戸あたりの上限は30万ポイント、ただし、耐震改修を実施する場合は、最大で45万ポイント。中古住宅を購入してリフォームする場合は、他のエコリフォーム対象工事等で発行されるポイント数の合計と同数を上限10万ポイントまで発行する。
新築住宅に求められる省エネルギー性能は、トップランナー基準の一戸建て住宅、一次エネルギー消費量等級5の性能を有する住宅など。木造住宅の場合は、一次エネルギー消費量等級4の性能を有する住宅、断熱等性能等級4の性能を有する住宅、省エネルギー対策等級4の性能を有する住宅も対象となる。
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