北洲(宮城県黒川郡)は1月10日、パッシブデザインを取り入れた高断熱・高気密の独自住宅ブランド「北洲ハウジング」の新展示場を福島市内にオープンする。
出展するのは飯坂町の福島テレビハウジングプラザ福島。「年配者の経験と知恵・文化を受け継ぐことのできる住まい」をテーマに掲げ、3世代が小さなエネルギーで暮らす高性能住宅を提案する。
充填断熱140ミリ+独アルセコ社製・外張り断熱80ミリのダブル断熱により、北海道基準を上回る外皮平均熱貫流率(UA値)0.33W/m2Kの外皮性能を実現するとともに、温湿度をコントロールする全館空調システム「クウ・キレイ デシカント」を採用。
また、自然エネルギーを活用し少ないエネルギーで暮らす工夫として、通風を考慮した南北の窓、夏の日射を遮り冬の日差しを取り込む深い軒を設置した。
さらに冬の日射熱や夏の冷気を壁に蓄えて光熱費を約40%削減する蓄熱塗材「エコナウォール25」をほぼ全室に採用している。
このほか、太陽光発電システム5.34kW、クラウド蓄電池4.8kWh、クラウドHEMS、電気自動車用コンセントなども搭載。
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