リビタ(東京都渋谷区)は、東京・千代田区内神田のオフィス街に、ヒューリック(東京都中央区)を事業主とするシェア型複合施設「the c」(ザシー)を企画した。1月18日に入居開始。
同プロジェクトは、事務所用途である築53年のオフィスビルの一部を寄宿舎へ用途変更し、シェアアパートメント(シェア型賃貸住宅)、シェアオフィス、シェアスペースの3つの機能が融合するシェア型複合施設へと再生させたもの。千代田区や中央区などの都心エリアでも、築年数が古いオフィスビルの空室は増加しており、オフィスとしての需要が減少したエリアで、住まいとしての需要を創出する試みだ。同施設は、地方へのアクセスが良い東京駅徒歩圏に位置しており、二拠点居住などの多様な居住形態に対する受け皿として提案する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。