住宅地盤調査の主流であるスウェーデン式サウンディング(SWS)試験では、液状化調査に必要な土質採取と正確な地下水位測定ができないことが課題とされる。これを解決する実用的な調査技術の普及をめざしてこのほど、一般社団法人地盤調査技術研究協会(事務局:ランドクラフト、東京都大田区)が設立された。
協会では、地盤中の土質試料を採取するSWS用土質サンプラーと、SWS試験残孔内に挿入する地下水位測定計の特許技術を保有。第三者機関による建設技術審査証明技術の審査も始まっており、今春にも取得予定という。
これら技術をスピーディに実務現場に普及するため、ホームページなどを通じて加盟入会セミナーの開催を告知していく。
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