国土交通省が12月25日発表した11月の新設住宅着工戸数は7万8364戸で、消費増税の駆け込み需要の影響が大きかった前年同月比では14.3%減となった。9カ月連続で前年を下回った。季節調整済みの年率換算値は88.8万戸と前月に比べて1.8%減と微減だった。4カ月ぶりに前月を下回った。展示場への来場者数は回復傾向が見られるというが、様子見をする顧客が多いという。
持家は2万4462戸で、前年同月比では29.3%減だった。2月以降、前年同月比でのマイナスが10カ月続いている。季節調整値は27.8万戸で、前月比で2.2%増だった。