LIXIL(東京都千代田区)は2015年、開口部の高断熱化を実現するアイテムを次々と投入する。1月5日には、世界トップクラスの断熱性能をもつ樹脂窓「エルスターX」と60ミリ厚の高断熱玄関ドア「グランデル」を発売する。
「エルスターX」の熱貫流率は0.79W/m2・k(縦すべり出し窓、クリプトンガス入りトリプルガラス、内外Low-Eグリーン)。業界一スリムな樹脂フレームを採用、ガラス面積を従来比約10%広くすることに成功した。またフレームの中空層(ホロー)を多層化することにより、高い断熱性能を実現した。
一方の玄関ドア「グランデル」は、寒冷地にも対応する熱貫流率1.75W/m2・k。21デザイン・16色のバリエーションの豊富さが特徴という。
同社は現在、「現存の木製サッシに匹敵する、国内最高かつ世界最高クラスの断熱性能を有する高性能樹脂窓」を開発中。2015年度中の商品化を予定しているという。
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