スウェーデンハウスは、同社の既築住宅を対象に「2007年度エネルギー消費調査」を実施し、1年間のエネルギー消費傾向などの分析結果を発表した。
分析結果によると、対象住宅世帯の単位面積あたりの毎月のエネルギー消費量がもっとも多かったのは1月の29.3MJで、夏季(7〜9月)の平均15.8MJと比較して2倍近くの開きがあった。エネルギー消費量が一番少ない月は6月で、13.5MJだった。
エネルギー消費量の多い世帯は季節での変動幅が大きく、消費量の少ない世帯ほど変動幅が小さい結果となった。このことから、同社は一般家庭のCO2削減は夏より冬の住宅性能の向上と、冬の省エネ対策が重要だと分析している。
また、エネルギー消費量の少ない世帯は入浴方法に配慮するなど「給湯」に対する省エネ意識の高さがうかがえた。
調査期間は2005年4月〜2006年3月。オール電化住宅であることなどの条件を満たす住宅のうち46世帯を調査した。
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