鈴三材木店(静岡県浜松市)が事務局を務める遠州バザール実行委員会は、低炭素杯実行委員会が主催する「低炭素杯2015」地域活動部門でファイナリストに選出された。
「遠州バザール」とは、「衣食住」をテーマに遠州地域の生活者と地域の住宅事業者や食・衣の事業者が連携し、地産地消を促進することを目的としたイベント。地産地消の試み自体が、素材輸送に係るCO2排出を削減する他、「住」の領域では、断熱性能等を向上させる省エネルギー住宅の普及推進によって、石油等化石燃料の使用量を減少することができる。「低炭素杯」は、次世代に向けた低炭素社会の構築を目指し、全国各地の低炭素に結びつく活動を表彰するもので、環境大臣賞などが設けられている。
同イベントは東日本大震災が発生した2011年から毎年継続して実施されており、今年は出展者数181社、来場者数1万5000人を超える規模で開催された。
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