日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(=木耐協、東京都千代田区)は12月、2000年5月以前に建てられた木造住宅の91.7%が耐震不足であると公表した。
2006年4月〜2014年10月31日までに木耐協で実施した耐震診断のうち、診断結果を把握している2万676件を分析。それによると1950〜2000年5月に着工された2階建て在来木造のうち、倒壊する可能性が高い(評点0.7未満)のは74.99%、倒壊する可能性がある(同0.7〜1.0未満)のは16.72%で、9割以上が現行の耐震性を満たしていないことがわかった。
さらに1980年以前の旧耐震基準の建物に限ると、約98%で耐震不足に。新耐震基準でも約85%で耐震性に問題があった。
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