リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は、20〜70代の住宅検討者1328人を対象に「リノベーション・DIYに関する意識調査」を実施した。
それによると「リノベーション」の認知度は95.0%で、なかでも首都圏、札幌、福岡に住む人の関心が高かった。
リノベの魅力について聞くと、2012年調査時には「新築を購入するよりローコスト」がトップだったが、今回は「新築分譲住宅と違って自由設計で住空間に自分らしさを表現できる」73.6%が1位に。「新築を購入するよりローコスト」72.3%、「リノベした箇所は施工会社の保証やアフターサービスが受けられる」67.6%が続いた。
リノベの検討意向は「検討したい」が67.9%で、12年調査よりも11ポイント上昇した。
一方、「DIY」の認知度は90.7%。52.4%は「関心がある」と答えた。
DIYのイメージを聞くと「日曜大工」「一般向け」「インテリア」が上位に来た。年代別で比較すると、20代は「おしゃれ・かわいい・かっこいい」「女性向き」「楽しい・ワクワク」といったイメージが50・60代より高いことがわかった。
実施したいDIY・メンテナンスとしては、「照明器具の交換」「壁にフック等の取り付け」「蛇口やシャワーヘッドの交換」が上位に来た。
20代に絞ると「壁紙を貼る・ペイントする」「壁のデコレーション」「収納の内部仕様を変える」「キッチンのデコレーション」「家具を塗装する」などの意向が高かった。
調査時期は2014年9月20〜26日。
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