三菱電機は、太陽光発電事業を強化する。「家まるごとオール電化提案」を推進し、システム生産体制も増強する。
住宅分野では、CO2削減効果のある太陽光発電システムとオール電化を組み合わせた住宅を推進。24時間換気システムやIHクッキングヒーター、照明、エコキュートなど住宅の電化設備機器と太陽光発電システムを連動させた「家まるごとオール電化提案」を進める。
太陽電池の年間生産能力は、2007年8月時点150MWから08年10月には220MW、12年には500MWを目標に増強を進める。
セルの高効率化技術の開発も進める。3月19日発表した新開発の多結晶シリコン太陽電池セルは、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変える光電気変換効率で世界最高の18.6%を達成したという。
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