Y-GSA(神奈川県横浜市、横浜国立大学大学院 建築都市スクール)とNENGO(神奈川県川崎市)、リスト(神奈川県横浜市)は、賃貸集合住宅のリノベーションを通じ地域活性を図るプロジェクトを共同で始める。
同プロジェクトは、社会問題化している空き家や空室の問題を、リノベーションで地域を活性させていく手法使い、解決していこうとする産学連携の取り組み。「空室率の改善」、「地域活性化」、「人材の育成」の3つをミッションとして活動を行う。具体的には、横浜市内の集合住宅2物件を対象に、3者合同のプロジェクトチームを組む。Y-GSAは大学ならではの柔軟なアイデアと設計スキル、NENGOは工事施工とポーターズペイントをはじめとした部材を提供する。リストは題材案件オーナーであり、賃貸運営管理を行う。NENGOとリストの持つ地域活性化スキルも生かしていく。
既に11月に第1回プレゼンテーションを開始しており、12月からは入居の募集も始めている。来年1月にリノベーション工事を始め、3月に入居開始とする予定。
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