大和ハウス工業は12月16日、同社が施工した住宅で、防火シャッター雨戸が国土交通大臣認定の仕様と異なる仕様で施工され、一部が建築基準法違反であることが判明したと発表した。同様の疑いのもたれる建物は1863棟あるという。国土交通省は関係特定行政庁に調査を依頼した。
取り付けの際に、メーカーが指定するねじ以外のねじを使っていたという。これまでの特定行政庁による調査の結果、東京都内で5棟、千葉県、神奈川県、愛知県、大阪府で各1棟、建設した戸建て住宅で認定した内容に不適合であることが判明しているという。
同社は、第三者機関で不適合施工を再現した防火シャッター雨戸の遮炎性能試験を行い、建築基準法で必要な性能があることを確認しているとしている。
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