アットホームは、10月の首都圏における売物件の市場動向の調査結果をまとめた。
新築戸建て成約数は前年同月比10.2%増の2084件で3ヵ月連続のプラス。東京都下で同27.8%増と大幅に増加したほか、埼玉県も3ヵ月連続増と好調だった。ただ、東京23区と千葉県ではマイナスに転じている。
同成約価格は首都圏平均で1戸あたり3705万円で、前年同月比2.4%上昇し2ヵ月連続のプラスだった。23区・都下で5000万円以上の物件が好調だったのに加え、全エリアで4000万円台の物件が堅調だったことによるもの。
同登録数も前年同月比16.8%増、登録価格も13ヵ月連続のプラスだった。
一方中古戸建ては、成約数は同17.4%増とプラスだったが、成約価格は同2.9%減で6ヵ月ぶりにマイナスに転じた。
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