インテグラル(茨城県つくば市)は、ホームズ君「耐震診断Pro」のオプションとして中大規模な建築物や、木造非住宅建築物の耐震診断・耐震改修に活用できる「保有水平耐力計算オプション」を発売した。
同オプションは、一般財団法人日本建築防災協会(東京都港区)が発行する2012年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」の精密診断法2「保有水平耐力計算による方法」のうち、層の荷重変形関係に基づき保有水平耐力を求める方法に対応している。開発にあたっては、東京都市大学の大橋好光教授に指導を依頼した。
学校校舎などの木造の非住宅建築物は住宅と比較して、階高が高い、荷重が大きい、面積が大きいといった違いがあるが、同オプションの使用によって、実状にあった耐震診断や補強設計を行うことが可能。許容応力度計算の水平構面の検定機能も備えており、「剛床」「柔床」の判定を同時に行う。
定価は税別15万円。別途、本体が必要。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。