国土交通省は12月8日、住宅や建築物の省CO2化の優れた取り組みを支援する「住宅・建築物省CO2先導事業」の今年度第2回公募分の採択結果を公表した。低燃費住宅の「低燃費賃貸普及推進プロジェクト」(共同住宅・新築)や地域工務店グループ・e-ハウジング函館の「北海道道南の地域工務店による北方型省CO2住宅の新展開」(戸建て住宅・新築)など10件のプロジェクトが採択を受けた。
「低燃費賃貸普及推進プロジェクト」は、省エネ化投資が進んでいない賃貸住宅について、省エネ基準を上回る外皮性能、パッシブ設計、太陽光・太陽熱利用などの採用で、賃貸住宅の省エネ化を図っていくもの。地域工務店グループ・e-ハウジング函館の取り組みでは、地域工務店の連携・協働による地域型の省CO2型戸建て住宅の普及を目指す。
同事業の第2回公募には、民間事業者などから17件の応募があった。
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