東京ガスは、ヒートアイランド現象を抑制する効果がある「水冷式ガスヒートポンプエアコン(水冷GHP)」をメーカーと共同開発し、10月から受注を開始する。水冷GHPの開発はガス空調界で初めての取り組みだという。
水冷GHPは、冷房時に排熱する空冷式のヒートポンプエアコンとは異なり、冷房時の排熱を水蒸気として放熱させることによってヒートアイランド現象を抑制する。また、冷却水との熱交換効率が高く、空冷GHPよりもエネルギー消費効率が約17%向上するという。
また、エンジンの排熱を利用するため、暖房時の補助熱源が不要。大規模建築物への個別空調が可能。
受注は10月から開始し、納入は来年1月から開始する。
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