ジオパワーシステムは、地中熱を利用した換気システムを、工場の改修に初めて導入した。エアコン使用時と比較して50%の電力を削減できるという。
同システムを導入したのは、山口県防府市内にある山口機械の工場。導入後の実験で、同工場では、外気温摂氏35度に対し、吹き出し口温は摂氏22度という結果が出た。電気代は通常のエアコン使用と比較して約50%程度。
地中熱利用換気システム「ジオパワーシステム」は、年間を通じて摂氏15〜18度と温度が安定している地中にパイプを通し、室内に冷気や暖気を送り込む仕組み。
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