ＬＩＸＩＬ、女性の管理職比率２年半で約５．７倍に増加

　ＬＩＸＩＬ（東京都千代田区）は、１１月に課長職相当以上の女性管理職が、２０１２年と比較して、約５．７ 倍の１１９人になったと発表した。同社では、管理職登用者の３０％以上を女性とすることを目標に掲げており、女性が活躍するための風土改革や施策を進めている。

　ＬＩＸＩＬグループは、「Ｄｉｖｅｒｓｉｔｙ　（多様性）」「Ｅｑｕａｌ Ｏｐｐｏｒｔｕｎｉｔｙ　（公平な機会）」「Ｍｅｒｉｔｏｃｒａｃｙ　（実力主義）」を尊重した企業づくりを進めており、昨年１月にはこの３つを柱とした「ＬＩＸＩＬ Ｄｉｖｅｒｓｉｔｙ 宣言」を発信。今年８月には、管理職登用や定期採用の女性比率を高めるため、「ＷｅＤｏ アクション」を制定している。勤務体制や休暇制度など柔軟な働き方を可能とするための環境整備や、結婚や出産、育児などを経てキャリア形成ができる施策を検討するなどの取り組みも実施している。