リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)は、300万円以上の住宅リフォームの実施者を対象に行なったリフォーム選択における意識や行動を調査の結果を公表した。リフォームのきっかけは、戸建てとマンションの全体で、「住宅設備が古くなった・壊れた」(40.6%)、「家が古くなった・老朽化した」(33.4%)、「設備の使い勝手に不満がある」(27.9%)が上位3位に入る結果となった。これらに加えて、戸建てのみの調査では、4位に「外観の見栄えが悪くなった」、マンションのみの調査では、4位に「中古住宅を購入した・する予定(だった)」、5位「間取りに不満がある」と間取りに関するものであった。
リフォームをした部分は、全体では「キッチン(台所)」(58.5%)、「浴室」(57.1%)、「トイレ」(56.5%)、洗面室(56.3%)と水回りが上位を占めた。この他に、戸建て住宅では「外壁」や「屋根」など外装に関わるもの、マンションでは「リビング」、「ダイニング」、「寝室」といった内装や間取りに関するものが上位となっている。
リフォーム対象住居の築年数は、「20~30年未満」(35.3%)、「30~40年未満」(26.9%)と続き、平均年数は26.3年でだった。
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